はじめよう!オンライン配信

  1. テレワークを導入したい。
  2. オンライン会議を使ってみたい。
  3. ネットでライブ販売をしたい。

世の中にオンラインを利用したライブ配信が広まってきました。
飲み会で利用した方もいらっしゃるのではないでしょうか?
オンライン○○といった生活スタイルが流行になってきてますね。
しかし、サービス内容がよく分からないため、導入に二の足を踏んでいる方もいらっしゃると思います。

そこで「はじめよう!オンライン配信」のページでは、システムの導入方法等をご紹介します。
これからサービス展開していこうという方のお役に立てれば幸いです。

1.オンライン配信とは?

オンライン配信とは、インターネットを経由して、画像等のデータを送信するサービスです。
動画をオンライン配信するYouTubeが有名で、コンテンツを配信して広告料を稼ぐユーチューバーという職業が成り立っています。
最近は、テレワークやオンライン講習会などで、Zoomという名前もよく耳にします。
YouTubeが不特定多数へ配信しているのに対し、Zoomは特定のユーザー向けの配信を目的としています。
その中間的なサービスとして、ウェビナー(Webとセミナーを組み合わせた造語)というものもあります。

対象 配信方式 コンテンツ
YouTube 不特定多数 一方通行 録画※3
Webinar 特定多数※1 映像のみ一方通行※2 ライブ
Zoom 特定ユーザー 双方向通信 ライブ

※1 URL等の特定情報による多数のユーザーへの配信。
※2 システム内でメッセージや音声の双方向通信が可能。
※3 ライブ配信することもできるが事前に許可が必要。

2.オンライン配信をはじめる(YouTube)

YouTubeは比較的簡単で、Googleアカウントがあれば、録画データをアップすることが可能です。

  1. パソコンまたはスマホでYouTube にログインします。
  2. アカウントのチャンネル一覧で「新しいチャンネルを作成」をクリック。
  3. 新しいチャンネルの詳細情報を入力し、「完了」をクリックします。

3.オンライン配信をはじめる(Zoom)

Zoomは、会員種別が「基本」「プロ」「ビジネス」「企業」と4種類があります。
各々の違いは、コチラのリンク先をご覧ください。
このページでは、無料の「基本」で、オンライン配信する方法を説明します。

  1. まずは、https://zoom.us/signupでアカウントを作ります。(サインアップ)
  2. 入力したメールアドレスに有効化確認のメールが届くので、「アクティブなアカウント」をクリックします。
  3. アカウント情報(名前とパスワード)を入力します。(「仲間を招待」と「テスト」は省略します。)
  4. アプリをダウンロードしますかと尋ねられるのでダウンロードします。
  5. アプリを立ち上げ、「ミーティング」から「開始」をクリックすると、オンライン配信が始まります。
  6. 次に「参加者」から「招待」をクリックすると、受信者に招待リンクを送信できるようになります。
  7. 受信者が招待リンクをクリックすると、Zoomアプリのインストールが促され、配信を受信できます。
  8. 終了する際には「退出」をクリックすれば、オンライン配信を止めることができます。

なお、Webinarの始め方は、各々のサービス会社に準じますが、無料会員の場合は、Zoomの方法とよく似ています。
Instagram LIVEの場合は、アカウント登録していれば、ストーリーズ→ライブを選択して、すぐに配信可能です。

4.活用事例

ここからは、ZoomとWebinarにフォーカスして、活用事例を紹介させて頂きます。
社内会議や社外との打ち合わせなど、会社で使われることが多いサービスでした。
しかし、昨今の外出自粛の流れを受けて、自宅でテレワーク(tele「離れた所」とwork「働く」をあわせた造語)が勧められたことで、
自宅で使われるようになったことに加え、株主総会や入社面接などにも活用されるようになり、利用方法が多彩になっています。

また、外食が出来なくなったことから、自宅で友人とコミュニケーションをとる手段として利用されており、「オンライン飲み会」や「オンライン帰省」といった言葉が生まれています。
学校が休校となったことやトレーニングジムが休業となったことで、教育の分野にも利用され始めました。
学校の授業にZoomが使われ、ヨガやフラダンスをレクチャーする個人事業者の方も活用しています。
さらに、規制緩和によって遠隔診療が初診から利用できるようになり、医療の現場にもオンライン配信が必要となってきました。

このような生活様式がオンライン配信へシフトしていくことが進んでいき、自粛が解除となった後も利用されると考えられます。
それまでは、インターネット利用者の内、動画配信サービスを利用しているのは約半数でした。(総務省「平成29年 通信利用動向調査」下図参照)

しかし、今までは利用していなかった世代が利用を始めることで、今年は大幅に利用率が増えていることでしょう。
また、オンライン配信で発信するのはSNSへの静止画像のみだったという人も、「オンライン飲み会」等を通じて、「動画の配信者」になってきます。
そうなれば「動画のオンライン配信」は、ネットショッピングの手段として無視できなくなってきます。

もともとテレビショッピングという販売手段があり、テレビで商品の性能や価格等を宣伝する方式はありました。
売り子がユーザーの目線に立った商品説明をすることで、視聴者の共感を得ることが特徴でした。
これを「オンライン配信」を使って、インターネットで実践することになります。

5.受信者に課金する仕組み その1

配信者は、Zoomなどのサービスプロバイダーに利用料を払う必要があります。
キャンペーン等で無料になっているケースもありますが、基本的には時間単位で支払う必要があります。
では、受信者に費用を負担してもらう仕組みを作ることができるのでしょうか?

配信サービスに課金システムを組み込んだサービスを提供している「ライブ配信事業者」があります。
株式会社DeNAが運営する「Pococha(ポコチャ)」や海外の「17 Live(イチナナライブ)」が代表的な事業者です。
このようなサービスでライブ配信して、視聴者から送って貰う課金アイテム(※)で稼ぐ職業は「ライバー」と呼ばれています。
配信中に「コメント」機能で、配信者と受信者がコミュニケーションをとれるので、若者を中心に人気があります。
(※)色々な呼称がありますが、消費者庁は「投げ銭」と呼んでいます。

運営会社が課金アイテムの売買という形態で、配信者と受信者を仲介しているので、手数料が高額です。
売買ともに、手数料が20〜30%は取られるので、実際に配信者が手元に受け取れるのは、受信者が支払った額の半額以下になります。
とはいえ、広告収入がつくまでは無収であるYouTubeよりも、手早く収入を得られるのは魅力的ですね。
そのため、初心者が始める際にノウハウを提供する「ライバー専門の事務所」も存在しています。

6.受信者に課金する仕組み その2

では、課金システムを自分で構築することはできないでしょうか?
イメージとしては、インターネット上の仮想店舗(ネットショップ)を通して、ZoomやWebinarの招待リンクを販売する形態です。
ネットショップは、比較的安価に作ることができます(「無料で始めるネットショップ開業」でご紹介してます)が、決済は必然的にキャッシュレスとなるので、決済事業者に手数料(3.25〜5.5%)を支払う必要があります。

決済事業者 手数料率 備考
Square 3.25%※1 https://squareup.com/jp/
Stripe 3.6% https://stripe.com/jp/
LINE Pay 3.45%※2 https://pay.line.me/portal/jp/

※1 決済手段によっては、3.95%。
※2 デジタルコンテンツの販売は、5.5%。

以下に「ライブ配信事業者」と比較して、メリットとデメリットを纏めました。

●メリット

  1. 手数料を低く抑えられる。
  2. 招待リンク等で、受信者を制限した配信が可能。

●デメリット

  1. サービス管理など手間が多い。
  2. 認知度は無いため、自分で告知しなければならない。

7.決済システムを導入してみる

実際に、決済事業者Squareを利用して、ネットショップでクレジットカード決済ができるように設定してみました。

    1. squareで無料アカウントを登録します。銀行口座登録などの基本情報だけで当日から使えました!
    2. woo commerceで作成したネットショップに、squareのプラグインをインストールします。
    3. woo commerceの設定で、「squareに接続」をクリックします。
    4. woo commerceの情報を、squareに提供する内容を確認して、「許可」します。
  1. 再確認のため、「THAT’S MY SITE – REDIRECT ME」をクリックすると、3の設定画面に戻るので、会社の住所と商品システムの記録を選択します。
  2. 最後に、決済のタブでsquareを有効にすれば、設定完了です。簡単ですね。

8.クラウドファンディングとの違い

クラウドファンディングとは、インターネットなどを経由して、不特定多数の人が、個人や組織に財源提供できる仕組みを指します。

企画発案者は、新商品の開発資金や事業開発の協力金などのプロジェクトの内容と目標金額を、クラウドファンディングを運営している会社に提示します。
運営会社は、小規模な投資家から広く出資を募り、目標金額に達成した時点(※)で、企画発案者は出資金を受け取ることができます。
企画発案者は、プロジェクトを実行して、商品などの現物や利用券などの体験によって、投資家へリターンを行います。
(※)目標金額に未達でも、規模を縮小すればプロジェクトが実施可能であれば出資金を受け取れる場合もあります。

このように、個人事業者や小規模事業者が資金調達のリスクを低減することができ、プロジェクトの立ち上げや告知が比較的容易になります。
ソーシャルメディアの発展によって、個人がネットを通して、自由に出資ができる時代になったんですね。
但し、映画の作成などの企画には利用できそうですが、オンライン配信で課金するには向いていないようです。
なお、運営会社が仲介していますので、以下の手数料がかかります。

運営会社 手数料 決済手数料 特徴
CAMPFIRE 12% 5% ジャンルが多彩
READYFOR 12-17% 社会貢献
MAKUAKE 15% 5% 新商品開発

9.最後に

個人が自由にネット上で自己表現ができる時代に、インターネット上の仮想店舗の利用は必須といっても過言ではありません。
うまく活用して、ネットでの売上を増やしていきましょう!
お問い合わせは、コチラから